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骨太の単純な話し

今既に持っている人にお金を回す

  ↓

今既に持っている人は現状維持が基本線にあるので

不動産や株式ほか投資に回す(効率だけが重要)

  ↓

その資金は多くは海外に。

国内に回る分も実体がないのでバブル

 

 

今持ってない人にお金を回す

  ↓

多くが使って終わる

 

 

だから・・

今持ってない人に未来が見えるようなものを創出すればいい。

という話になる。

 

いや、今もってない人に何をやらせても無理だ。

それは違う。

海外ではそうかもしれないけど、日本は違う。

 

沈み行く船に相乗りし続け、できるだけ長く現状維持を願うことだけが横行している日本。

目に見える結果だけを求め、目に見える(=短期)ものにだけ資金が回るようなメカニズムになっているために、より良いと思われること、将来に繋がると思われることにちゃんと取り組もうとしている層が、ことごとく社会(会社)の隅に追いやられている。

 

役割が増せば増すほど(ポジションが上がれば上がるほど)、視野を広く、長期の目線で取り組んでいけることが自由主義社会の生命線だ。

ところが現代は上に行けば行くほど短期目線。(視野は広いのかもしれない)

先進諸国というのはつまり停滞しちゃってるのを、政官財教ともに何とか現状維持しようとするから、未来が描けない。

数式など専門家がやればいいだけのことだ。政治や実体産業のすることではない。

 

安部さんのサミット関連にしきりに噛み付いている層があるけれど・・

本当にそんな短絡的な発想で首相など務まるのだろうか。

 

労働者層を基盤とする左派政党・・

左派政党を支援する層は、かつては貧困層と呼べたのかもしれないが、ヨーロッパではむしろ今が一番ストライクな層になっていて、大規模デモが容易に発生する。

アメリカではズレていて、だから今回の大統領選は民主でも共和でもない層が出現している。

日本の場合は、左派勢力がもはや富裕層に入る方々になっている。大企業に未だ雇われ続けていられる正社員や教員含む公務員など。だから組合活動などもはやお約束程度になっている。というか恐らく支援などしたくはない層になっている。積極的に参加するのは、むしろそういう活動にやりがいを感じている富裕層だろう。

 

 

現代は難しいようでシンプルだ。

「持ってる人に乗れ!」

 

だから本質だ価値だ云々ではなく、乗っかれるところに乗っかればいいんだよ!というところに富と権力が集中している。

大規模企業が幅を利かせている現代は、大規模企業がブームも作れるし、社会も作れる。その秩序化にしか資金は流れないし、あとはその秩序化の各分野がその機能の一部としてだけ活躍する。

だから、乗っかれるものに乗っておけばいいんだ。考えちゃいけない。目の前のものをより良く!なんて考えちゃいけない。自分のやっているのもはメカニズムの一部でしかないんだから。

 

そうして、かつて日本人が持っていた素晴らしい気質や習慣は失われていく。

ちゃんとしちゃ、いけないんだ。

求められる最低目標さえクリアしてくれれば、あとは余計なことになってしまう。

 

これは労働力がロボットに代わるという話しではく、ビジネスモデルの話し。

このまま進めば、労働というのは本当にお金を運んでくるためだけの手段になってしまう。

現代は、がんばった人が報われる世の中なのではなく、がんばっちゃいけない世の中になっている。つまり乗れるものに乗っかった人が報われる世の中になっている。富裕層(先々まで安心な層)同士で話し合っているから、そうでない層には配ればいいと思っている。けど、そこじゃない。その層じゃないんだ、今は。

がしかし、本当に優秀なひと握りの方々は自由に道を切り開けるようにもなっている。

そこは大事だろう。

 

社会的セクションの運営層の方々は、最先端の方程式を自由に扱ってるから自分らの国も最先端だと勘違いしている。

それは中国に感じる「外に飛び出してくる前に、自分らの国でまずやることがあるだろう!」と感じることと同じようなものだ。

 

また、ノーベル賞を取ったスティグリッツ教授の『これから始まる「新しい世界経済」の教科書』という本を読んでみて欲しい。

これのどこが新しい世界経済なのか!と、逆に驚愕する。欧米じゃ、こんなことが新しいのか。ということは逆に言うと、そこまで新自由主義の教科書(ミルトン・フリードマン)は信頼されていたということなのだろうけど...。

とはいえ、フリードマンハイエクは違う。イギリスの教科書は今でも変わらずハイエクだ。

まま、いずれにせよ、先進諸国と言ったって、土台となっているものはこんなにも違うということだ。

 

そして世界は言う「日本はまだまだやれることが(他に)ある」と。

 

 

 

現代はネット時代。ということは、もはや都市部にいるメリットなどないということ。

テレビ秩序→ネット時代 というふうな、取って代わろうというのではなく、二階建て構造にすればいい。

ローカル・ニッチ・マニアックなものをネットが、そこから拾い上げたり戦わせたりするのがテレビ秩序と。

イデアも人材もセンスが問われるようなものも、何ならその細かいネットメディア網から吸い上げてくることができる。

 

マスメディアはもはや、世の中が薄さ過ぎて何も発信できない。

方や、ネットには秩序がない。

この中間を担えるものとして、ネットテレビ網を作ればいい。

ニッチでローカルでマニアックで偏ったそれらネットテレビ網には、その発展に合わせいずれ、それぞれのニッチローカルな中小産業のCMが集まってくる。

それにはやはり、大手メーカーが最終供給を担うのではなく、それぞれの好みや要望に応えるようアレンジされたものを供給できるメーカーのような販社のようなものの発達も欠かせない。

 

より良く、本質的に取り組もうと試みて時代にそぐわなくなった人材は多く眠っている。また現場での経験でしか習得できない多くのノウハウを持ったままリタイアする世代も多い。そして行き場のない若者。

これらの活躍できる新たな場所が創出できる。

 

どのような未来になるにせよ、ここまではインフラでしかない。

個人の自由勝手主義の蔓延はもう防げない。が、そういう人らがもっともらしい事を言うわりに、法律以外のルールが社会に利いているからこそ社会のコストは抑えられていたわけで、晩婚化や未婚化もそこが震源地だろう。

そして価値観やライフスタイルの多様化ももちろん、行き着いた先だろう。

 

日本の場合には、欧米が差す新自由主義の本筋とは別に、個人主義の波が押し寄せてきている。そこがケアされていないのもまた、既得権益者同士が意見を戦い合わせている茶番のような政治や論壇のせいなのだろう。

そういう意味では、日本はまずよりまっとうな左派を育成する必要があるのかもしれない。「賃上げだー!!」って戦ってますけども、多くの国民にはまったく関係ない話し。賃など上がりません。そしたら今度は「最低賃金!!」って、どんどん経営者は雇いづらくなっていくばかりだ。

もはや現代の健全左派というのは、沈み行くつい昨日まで栄えていた分野を新しい分野にシフトさせていくための活動をしていかないといけないことになる。

つまり、既得権益者vs新たな価値を促せ!勢力という・・ ある意味本当の意味での右派と左派に。

 

 

 

ネットテレビ網含むネット社会化の整備というのは、そっから先に何を作っていくのかの土台となるものだ。だからインフラ。経産省主導で具体的な大規模産業を創出する・・ のではなく、必要な何か(政治経済社会ともに)を生み出す土台を作ればいい。