BREXITほか

何と、離脱ですか。

ままま、今回はきっりしたのは「ヨーロッパは決して一つにはならない」ということぐらいで・・ 今後のカタチにはありとあらゆるバリエーションが存在するのだろう。

 

国民投票に法的拘束力がないから議会でひっくり返す可能性・・ なんて話しを目にしたが、さすがに国民投票の結果を無視などできない。

とはいえ・・・

例えば英国民の多くが反対した問題の部分がもし今後調整されるならば、スコットランド独立運動などと絡めて元の鞘に収めることも不可能ではないだろう。

実際の”移行が2年後”という話しも出ているが、確かこれは2年後に必ず・・ というわけではなく、”早くて2年後”のハズ。もし順調にBREXITが進んだとしても、例えば5年後・・という可能性もなくはない。

今回の決定で決定的な打撃を受けるのはむしろEUのほうなので、そちらがあまりに厳しい状況になってきたときには、やはり黙ってみてられなくなることも有り得る。

EUから抜けても、貿易や協定等によって、ちょうど良い落とし処を見つけられる可能性もある。

もしくは、世界周辺の状況の変化によって大きく話が変わってくる場合もある。

 

つまりは、今回はっきりしたことというのは、イギリスはやはりイギリスだ!ということぐらいだろう。

 

 

私がスプートニクをフォローしてるからかもしれないが・・

この期間中、プーチンさんからはしきりにメッセージのようなものが発せられてきたように感じる割に、オバマさんからのメッセージにようなものはほとんど見られなかった。それはもちろん、国民投票に影響を及ぼすことがあってはならないからだろうけども、結果が判明して発したメッセージは・・

www.jiji.com

 

なので私は今後のEU域内の動向よりもむしろ、TTIPの今後を見守って行きたい。

アメリカ民主党は今回は票がひとつにはならないといわれていたが、ここにきてサンダースさんが正式にヒラリー支持を発表した。

昨日触れたが、ヒラリーさんはいまさらTPPをひっくり返そうとしている。

さらに・・

jp.rbth.com

これは昨日今日ではなく、先日のサンクトペテルブルグのフォーラムの発言だが・・

このあいまいな文章は、やはり私にはTPP&TTIPと第四次産業革命を差しているように思えてならない。

 

中国との経済面の連携強化の話しも・・

jp.wsj.com

カーネギーのお方は「頼りたいのはロシア側・・」としているけども、それを重々承知の上で対等なトレードとなる”何か代わりになるもの”を差し出そうとしていないようにも見える。

BREXIT後の発言も含め、ここのところのプーチンさんは妙に無邪気だ。

 

 

つまりは、とりあえず今日までのところは暫定的に・・

TTIP&TPP&第四次産業革命の中国包囲網作戦は、包囲なしの方向に進むのではないか?と考えておくことにする。

 

 

 

それらに関わらず、引き続き動いてるモロモロそっち関連を。

btcnews.jp

 

決済方面の争いはとても活発だ。

アップルペイならば引き続きカード会社が後ろに控えているが、ペイパルだとカード会社抜きの決済の道もある。

まま、内容の是非など私には分からないが、活発ということを以って、そのあたりが今重要なんだということは分かる。

 

そして先日はここで中国のアイフォーン関連に触れたが、今年2月の時点の記事・・

www.epochtimes.jp

この時点の記事では、アップルペイは既に大手金融機関にも広がっているが、アイフォーンでないと決済できない部分や手数料ビジネスがなじまない部分が問題視されている。

 

そこから4ヶ月たち・・

やはりアイフォーンに対してネガティブな動きがある。

鴻海(フォックスコン)は中国から撤退したし、そしてシャープと組むし、まま、こちらもそれらの良し悪しなど私には分からないが、やはりその辺が熱いことは分かる。

 

また、アリペイということでアリババ関連も・・

www.epochtimes.jp

 

何やら意味ありげでなさそな発言をしている。

じゃあアリババが何かしら問題かというと・・

diamond.jp

 

この孫さんの発言には「アリババの将来をいささかも疑ってない」とある。

アリババにアリペイにソフバンにヤフーと・・

まあこちらも猛烈に今動きのある部分だ。日本のアリペイはソフバンが請け負ってるらしいし、それ以前にみんな株持合というか関連会社同士だ。

 

ついでに孫さん自身の”遣り残したこと”のほうにも興味がある。

要マークですね。

 

 

netgeek.biz

 

ネットギークでは面白おかしく取り上げているが・・

レノボがおふざけで取り組んでいるわけはなく、やはり携行性というかウェアラブルな端末はどうしても必要なようだ。

記事内にはサムスンも取り組んでいるとあった。

 

2020年の東京五輪では、人とネット(及びGPS)をシームレスにつなぐモノがどのようなカタチになっているのか注目していきたい。

 

 

 

 

最後に、今日の趣旨とは少し逸れるが、ここでは注目していた部分だけに・・

 

jp.wsj.com

 

アメリカ大手メディアも、自身を動画コンテンツの工場として捉えなおす必要があると主張している。

私はここでは既存大手メディアとは別に、新たにネットテレビのようなものを作っていくべきと主張しているが、日本ではあまりはっきりとモノを言えないマスメディアも必要で、その上でもっと細かく、そして倫理規定も厳しくなく、ただ純粋に良いモノと思えるようなコンテンツを産み出していくローカルなセクションが必要だと考えたから。

そして各ローカルからも拾い上げてくるメジャー・・ という二階建て構造。

 

なんだが・・

 

www.nikkei.com

 

電通が動き出した。

記事内では既存コンサルとの競争云々とでているけど、電通はつい先日、テレビのオンデマンドな部分を活用していきたいような話しをしている。

要は、ビデオリサーチを使って視聴率云々とやるんではなく、多くのテレビをネットで結んじまえばもうそんな遠まわしなことをする必要がないという話し。個人まで特定せずとも、視聴者側の大まかな層だけ何かしら発信してもらえれば、より細かなものが提案できるようになる。※ネットテレビならばそんな部分は当たり前にできたわけだけど。

だから、そんな部分を指しているだろう。